としまえん~水と緑の遊園地~おすすめのアトラクションを紹介します。
カルーセルエルドラド
メリーゴーランドです。こう言うととしまえんの関係者はむっとするかもしれません。
というのはこのカルーセルエルドラドはとしまえんが誇る歴史あるアトラクションなのです。
1907年、ドイツのミュンヘンで名工といわれたヒューゴー・ハッセの手によって造られた歴史的な回転木馬です。
としまえん公式HPより
ヨーロッパ各地をめぐった後、アメリカのコニーアイランドにある遊園地へ渡り、1971年「としまえん」にやってきました。
100年以上の歴史を超えて、夢とロマンを語り継ぐ伝説の回転木馬なのです。
2010年、日本機械学会により 『機械遺産』 に認定されました。
このように現存する貴重な乗り物なのです。
外観はレトロで、他のアトラクションとは一線を画す雰囲気はあります。
特徴は
- 乗り物の種類が多い
- 一度に大勢が乗れる
- 回転スピードが違う
- レトロさとボロさのいい感じ
乗り物の種類が多い
回転木馬といいますが、木馬の数はそんなに多くない。他には馬車みたいなものや、普通のソファ、椅子のようなものまでたくさんあります。
ソファタイプはゆっくりできますよ。
一度に大勢が乗れる
最大で154名乗れるようですので大勢と回っている雰囲気が楽しめます。
全席満員なんて見たことは無いけれど・・・
回転スピードが違う
これは意味がわからないかもしれない。乗ってみて初めて気づくこと。ですので少しネタバレかも。
実はこのカルーセルエルドラドは建物の中心から3段階に座先が分かれています。(段差になっている。)
中心に近い方から回転スピードが異なります。一番早いのは中心側。逆に遅いのが一番外側の席。
最初にそのアナウンスは全くありません。
動き始めて驚いた顔をしている方は初めて乗った人だと思います。
想像するとわかりますが中心側になるほど席が少ないし、乗り物のバリエーションも無くなります。
これは多分回転が早いから安定する乗り物(椅子とか)になっているのでしょう。
ライド感想
楽しい、ぜひ乗って欲しい。メリーゴーランド的な楽しさと回転が異なる席で独特の雰囲気が味わえます。
所要時間は2分くらい。身長110センチ未満は大人の連れ添いが入ります。
スピードを求めて中心側に乗るのもよし、ゆっくりと側に乗るのもいいです。
あえて言うなら
これはとしまえん全体の弱点と思うんだけど、景色があんまり良くない。
せっかく回っているんだから周りの景色も少し手を入れてくれればなと思います。
というのはこのカルーセルエルドラドの北側あたりは小さいアトラクションが密集しており、更にボリュームのある木々もあります。
このため回って景色を楽しむというより、狭さを逆に感じることも多い。
それでもレトロ感が良いですよね
それでも歴史のある乗り物特有な雰囲気があって装飾に目を奪われます。
いろいろな細工に目を凝らしてみるのもいいですよ。
待ち時間は
待ち時間は10分くらい。一度に乗れる人数が多いので並んでいてもサクッと乗れます。
席もひろくて多いので家族でひとかたまりで乗れる貴重なアトラクションです。